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助成金を提案する立場にある研修会社やコンサルティング会社の皆さまに向けて、今回は就業規則や労働条件通知書の整合性確認、就業規則の周知義務、監査対応の基本姿勢など、申請実務における重要ポイントについて研修を行いました。申請の正確性を担保するためには、制度の知識に加えて、企業の実態把握や就業規則との整合性確認、そして情報の扱いに関する実務的な理解が不可欠です。
特に、スポット支援の場合でも顧問契約と同様の確認を行うべきであることや、実態と異なる申請内容が不支給や監査リスクにつながることなど、見落とされがちなリスクにも触れ、実例を交えながら注意点を整理しました。また、就業規則の作成・変更時における意見聴取や、周知の方法・要件についても、法的根拠に基づいて確認し、実務での判断に迷わないための基礎を共有しました。
弊所では、こうした実践的な研修を通じて、制度の正確な理解と現場で役立つ判断力の習得を支援しています。提案の質を高めるうえで必要な土台を、ぜひ今一度見直す機会としてご活用ください。
今回の研修先:株式会社DHorse様
https://dhorse.co.jp/about/
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