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大阪府トラック広報2024年2月号

2024.02.21

トラック広報の労務コメント掲載

皆さんいつもご覧いただきありがとうございます!
社会保険労務士の戸川です。

昨今のドライバー不足や業界へのイメージ払しょくのために各種SNSを利用される運送企業様も増えていますが、
他の業界と比べるとまだまだ活用企業数も少ないのが現状です。
4コマ漫画にもありますが、YouTubeを活用した採用やインスタグラムを活用した採用に力を入れている運送会社は
採用にも成功している企業様が多いので、まだSNSは・・・という企業様は是非活用してみてください!

また、自社でSNS運用は困難であるということで、外部のSNS運用企業へ依頼する企業様もいらっしゃいます。その際、業界特化や業界経験豊富な代行企業であることはもちろんのこと、運用担当者との相性も重要になってきますので、そのあたりも注意して星の数ほど存在する外部のSNS運用支援会社を選定することようにしてみてください。

中小零細規模の企業は社長が前面になってSNS発信をしていますが、社員さんの協力を仰いで会社全体で取り組むことが一番重要な点もお忘れなく。各種SNSだけではなく、専用の求人サイトにも力を入れ、自社のHPのこまめな更新もしておくことをお勧めします。私の主観にはなりますが、運送業界の自社HPは一昔前のページ設計のままになっており、求職者が求める情報が載っていない。その会社で働くイメージを醸成してくれるHPであるように時流に乗ったページ構成の更新と企業ブログ(特に従業員ブログ)の更新を必ず行うように心がけましょう!従業員も巻き込む際にはそのブログ制作やHP更新に係る賃金もきちんと対価として支払うことで、業務として仕事化することができますので、時間給加算や変動手当等の導入も良いと思います。

従業員を動かすためにはやはり、対価がモノを言います。ボランティアでやってくれる健気な従業員も確かにいますが、継続させるには手当等の対価を設定するようにした方が良いと私の経験上もそう思いますので、参考にしてください。
以上、人材不足のこのご時世、楽して求職者を獲得することはできません!ということを肝に銘じて今一度自社の採用戦略をこの機会に見直してみませんか?

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